韓国ドラマ『海神』は150億ウォンもの制作費をかけて描かれた作品で、壮大なスケールや華麗な衣装が話題となった。放送当時、韓国では平均視聴率は30%を記録して人気を博した。カリスマあふれる演技のチェ・スジョン、『ラブレター』に出演し清楚な魅力で人気のスエなど、個性あふれるキャストが多数出演している[韓国ドラマ 他人は地獄だ DVD]。
かつて東アジアの海を支配した男、チャン・ボゴ(チェ・スジョン)。“海神”と呼ばれた彼の波乱に満ちた半生とは・・・。
■最高視聴率・・・ソウルで36.2%!
■出演俳優・・・チェ・スジョン「大王の夢」/スエ「千日の約束」
ソン・イルグク「強力班」/チェ・シラ「二冊の日記」
概要
このドラマはチャン・ボゴの一代記を取り扱ったチェ・インホの同名小説‘海神‘を原作に脚色する。しかし、史料に記録された歴史的事実を歪曲しない程度で、新しい人物らで再構成し、以降展開されるストーリーの相当部分は小説と異なる可能性がある。
海を支配する者が、やがて帝国を支配するのだ。
キケロの言葉の通り、既に千年前に偉大な海上帝国を夢見ていた海上王チャン・ボゴ。彼は唐と日本、延いてはアラビアに至るまで遠い海路を開拓し、清海鎮を東北アジア交易の中心地として建設する事で、我々の歴史で唯一国境なく海を治めた人物であり、夢見る未来人だった[韓国ドラマ 優雅な家]。
このドラマはこのような歪曲された歴史認識を克服し、挫折する事を知らないチャン・ボゴの波乱万丈の人生を劇的に描写する事で、21世紀東北アジア中心国家建設の主役になる若い世代に、未知の世界に対する挑戦意識と希望を持たせるきっかけを作ろうとする。
あらすじ
後に海上王と呼ばれるようになるクンボクも、若かりし頃は、とても苦労の多い毎日を送っていました。とある造船所で働いていたクンボクは、見た目は普通の労働者ですが、実際には奴隷として働かされていたのです。そんな厳しい毎日を送る彼にも、一つの大きな夢がありました。それは、優れた航海技術を誇る唐の国に渡ることです。
その夢を叶えるため、クンボクは今がどれだけ辛くても耐え抜くことができます。やがてクンボクは武芸を磨きながら世に出ていきますが、ジャミ商団の長、ジャミ夫人のもとに身を寄せることになります。そこでいろいろなことを経験するクンボクでしたが、彼女のやり方に反発してついに袂を分かつのでした。
一方、県令の娘でありながら優れた商才を秘めている女性、チョンファは、影ながらクンボクに想いを寄せ、ことあるごとに彼の人生をサポートします。そんなチョンファに対して、やがてクンボクも恋心を抱くようになります[韓国ドラマ 悲しいとき愛する]…。